P.N.I療法とは？

現代医学は、 あらゆる英知を集結し 「対処療法」を極限にまで発展させてきました。その結果、手術や薬の投与といった医療は、健康の回復というその願いと
は反対に人間の防御システムである体内免疫能力を著しく刺激し異常活性さ せてしまいました。

近代医学の歴史はこうした人間の英知と、その行為から遺伝 子自らが防御網を構築するという免疫システムとの果てなきたたかいであったよう に思われます。そして、21世紀ようやく行き着いたひとつの解答が衝撃的なクローンというわけです。

ところが、そうした方向性に異を唱え危惧する医学者によって病気発症の原因を根本から見直し問いただす動きが広がるようになりました。
その過程で、病気とは本質的に心と身体の「身心一如」 のインタラクティブな関係にあることを認知するに至り、これまでの「対処療法」とは異なり病気を根本か ら治癒しようとする 「原因療法」に取り組むようになりました。

近年は、欧米を中心に各国で学会が立ち上がり盛んに研究が進んでおります。

人間は自然の英知によって活かされ生きている。
つまり、地球上に人が生きていく環境が整ったからこそ人類は誕生し生存できたのです。

世界のあちこちに人が住み文明を開花させ今日に至る長きにまで生きながらえたのは、そうした自然の恩恵のエネルギーがあったからに他ありません。
すなわち、人間に降りかかるあらゆる問題の解決の糸口はすべて自然の中に用意されており、さらに人間には、それらを解決できる知恵すらも自然の理 (智慧)
によって与えられているのです。

人間の定住する地球のすべての地域にかならず自生する芳香植物。

人間の生命と健康を守り続けてきた芳香植物。

芳香植物とは薬用植物なのです。薬用植物である芳香植物はなぜ香りを放つのでしょうか。芳香植物は人間に香りを嗅がせ心身共に癒すことを使命とし、人
類誕生以前より自生し存在しています。

芳香植物の放つ香りの成分は人の心と身体の求めに応じ良い香りとなって反応します。(これについては近年、芳香成分と嗅覚との関係が大脳生理学の分野で解明される。)
そのため、人は本能に従って心地よい香りを無意識に胸一杯深く嗅ぐことができるようになり、心身共に癒されるようになります。人類はこのような効果をさらに高い段階に発展させるべく、長い歴史の中で研究に研究を積み重ねさまざまな療法を開発しました。

芳香植物は薬用植物であることから薬理性を伴っています。 すなわち、クスリとしての効果が認められることで人類の長い歴史の経験から東洋では薬草療法
から漢方医学やアーユルヴェーダが生まれ、西洋ではハーブ療法からアロマ・テラピーが生まれました。 またそれらの研究の積み重ねから西洋では現代の近代
医学が誕生しました。

このように人類は、 芳香植物の放つ香りに引き寄せられ匂いを嗅ぎ自然と薬理効果を認知するようになりました。そして、その経験の積み重ねから科学を発展さ せたのです。ようするに、自然に自生する芳香植物によって与えられた知恵で現 在の医学が誕生したというわけです。
(※鼻に心地よいイイ香りには引き寄せられ、反対にイヤな匂いのする香りには鼻を背ける)

病気を治す「自然治癒力」は体内の免疫システムに組み込まれた恒常的な機能です。その「自然治癒力」をコントロールするのは「こころ」です。
一般に、人は「身体で生きている」と思われがちですが、実際は「こころで生きている」のです。

自然は常に肯定的で積極的な進化発展の普遍的なプロセスを誘導します。その自然の一部である人間は、自然によって与えられた進化発展のプロセスを踏
襲し生きているのです。あるいは、生きるようプログラムされているのです。

したがって、そのプロセスに逆行もしくはブレーキを掛けようとするネガティブなこころの働きが表れれば自然は肯定的で積極的なサイクルを減速するのです。
つまり、生きる意欲をもたなければ生命力は衰え、細胞の機能は低下するのです。

・スポーツ選手が必ず長生きするとはいえない訳
・私欲の政治家や企業経営者が長生きする訳
・利他愛に富みこころ優しい人が短命になるのは・・・

「笑う門には福(健康) 来たる」・・・その訳

健康でなければ笑顔は表れません。
健康であればこそ明るい笑顔が自然と表情に溢れるものです。
明るい笑顔は、人に共振(共感)を与えます。
笑顔とは、笑い顔です。笑い(声)にはお腹の底から使い古したガス (二酸化炭素など)が根こそぎ排出されその同じ量、酸素が吸入されます。それも笑顔が明るければ明るいほど大量に排出され吸入します。

笑顔は身体機能 (細胞レベル) の代謝であると同時にこころの代謝でもあるのです。さらに、その笑顔の向こうに笑顔を受け止めてくれる相手がいてくれればよろこびはもっと大きくなります。健康は理解し合える相手や仲間がいればおのずと笑顔に包まれ心身の代謝が盛んになることで得られるものです。

人間は自然の意思と自らの意思 (こころ)によって活かされ生きている。
人間の引き起こすすべての病気を治癒するクスリは自然の中に収められている。